■インターネットのフリーペーパー

■『マーケットは経済の先行きを写す鏡である』
株式マーケットは、社会(国内外)で起きる、あらゆることを映して日々、変動している。その変動を怖いものと受け止め、毛嫌いする人もいる。「安定を善しとする」日本の国民性だ。しかし、いくら、目をそむけても人が社会で生きている以上、「変動」は人々に押し寄せて来る。良い変動だけ頂き、損になる変動(出来事)には目をそむけていては生き残ることのできない社会だ。
とくに、民主主義のもとでは、「企業」が中心のプレーヤーである。そのプレーヤーの通信簿がその企業の株価であり、プレーヤーの集合体がマーケット全体を表す日経平均などの指標である。『マーケットは経済の先行きを写す鏡である』といわれるのはこのためだ。
マーケット、株価の動きを単に、値ザヤ稼ぎの対象としてだけでなく、経済の健康状態、成績について信号を発信しているものとして受け止め活用すべきである。短期的には、投機的な動きで、経済の姿を写しているとは思えない時もある。しかし、少し長い目で見れば必ず経済の姿を写している。
金利目当ての預貯金だけでは生活防衛はできない時代。国際情勢→日本への影響→日本の企業・生活者の生きる道、といったことを考えると、マーケットでの動きから目をそらすことはできない。大いに、同メールマガジンを活用したいところだ。
◎日刊株式投資情報新聞 見本・登録
http://archive.mag2.com/0001258132/index.html