
歌は上手いが人気の出ない歌手とどこか似ています。ただ、歌手と銘柄の違う点は、歌手の場合は永久にヒット曲に恵まれないことが多いのと比べ、銘柄には「上場という選ばれし実力」を持ち、背番号(コード番号)を背負っている強さがあります。数百万社という多くの企業の中で上場企業は数千社にすぎない、まさに選ばれし企業です。
マーケットにおいて、次々と銘柄を物色(循環買い)して行くと、最後は割安銘柄に行き着くはずです。人気はなくても、上場さえしていれば、どこかで必ず見直されて買われる場面が来ます。ただ、それは、予告なく、いつ来るかは分からない辛さがあります。割安株は辛抱できる人に向いた投資法でしょう。