2020年09月06日

火のついた相場は高値掴む覚悟ないと着いて行けない

火のついた相場は高値掴む覚悟ないと着いて行けない テレビで動物番組を観ていますと、静かに草を食んでいたヌーが、なにかの拍子で1頭が動くと、一斉に群れとなって動きだします。動物には、「集団帰属の本能」が備わっているそうです。人だってまったく同じようです。他人に遅れをとるまいとして流行に飛び乗ります。お祭りだって神輿担ぎに進んで加わります。悪い面では、戦争に世論が傾けば、国民そろって敵陣向けて突き進みます。

 民主党政権誕生も一種の集団的人気だったのかもしれません。株の世界だって、そっくりです。昔のような熱狂的な、たとえばヌーのような暴走的な動きは、すっかり影を潜めました。しかし、所詮は人も動物と同じ生き物です。なにかのきっかけで走り始める可能性はあります。

 1989年頃のような大熱狂的な相場は簡単には来ないかもしれません。しかし、小型さな、「火のついた相場」は、これからも度々起きると思います。

 後で、冷静になれば理解できるのですが、そのときはヌーと一緒です。むしろ、そうした火のついた相場では、進んで参加するのも手です。誰にも、どこが天井か分からないのです。全財産ということでは危険ですが、少しくらいなら参加してみないと高値圏の投資心理は体得できないと思います。
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一つ二つより、手間かけても百から選ぶが善し=犬丸正寛の相場格言

■一つ二つより、手間かけても百から選ぶが善し

一つ二つより、手間かけても百から選ぶが善し=犬丸正寛の相場格言 少ない数の中から1つ選ぶのに比べ、多くの中から1つを選ぶには、時間と根気と労力が求められます。そんな悠長なことはやっておれないと口実をつけて、人は簡単な道を選ぶものです。即断、即決を善しとする人もおられるでしょう。社会生活の中で、われわれは、常に判断、決断を求められる場面の連続です。2つから1つを選べば、当れば確率5割で効率はよいのですが、その分リスクも同時に高くなります。人の一生、子供たちの一生を決めるような場面では、エイヤーというわけにはいきません。

 大切なお金を投じる株式投資で、皆さんは、どうでしょうか。銘柄選びのキッカケを思い出してみてください。(1)テレビ、新聞などの社会、経済、政治報道で「これだ」とひらめいて買う、(2)決算発表の数字で買う、(3)過去に儲けたことのある銘柄や好のみ(ファン)銘柄を全体相場が大きく下げたときなどに買う、(4)著名な人が取り上げているから、といったところではないでしょうか。

 もちろん、どれも、間違いではありません。しかし、「高度経済成長時代」が終わった現在では通用し難くなっています。高度成長時代なら、仮に間違ってもガマンして塩漬け投資していれば、間違いを「成長」の2文字がカバーしてくれました。今は、いつまで待ってもダメな時代です。

 やはり、銘柄選びには時間と労力が必要です。好決算を発表したからといって株価が上がるとは限りません。既に、株価には織り込み済みというケースも目立っています。それを乗り越えるには、「株価の動き・推移」を知ることが大切です。

 機関投資家は超高性能のコンピューターを駆使して全上場銘柄約3600社の中から銘柄を選んでいるはずです。もちろん、個人投資家には、同じ真似はできません。だけど、筆者が昔、毎日、手書きで50銘柄のチャートを書いていた頃とは違います。今は、パソコンで日足、週足、月足を描くことは無理でも、短い時間で全ての銘柄の動きをチェックできます。多くの銘柄の動きを眺めていることで、「全体相場の強弱」、「業種などグループごとの銘柄の強弱」などがあるていど掴めます。仮に、その業種、その銘柄が上昇していた場合は好決算を発表しても出尽くしとなることも予想されます。とくに、上昇している機関、即ち、「日柄」がたいへん重要です。

 株価の動きを眺めることは、春夏秋冬の季節の風を感じ取ることにも似ています。個人投資家には機関投資家の運用者のように一定期間に利益を挙げなくてはいけないというノルマはありません。だからといって、個人が銘柄選びに手間と時間をかけなくてもよいということではありません。パソコンという文明の利器を使って、多くの銘柄の中から季節折々の風を感じ取るように自然の流の中で銘柄を無理なく選ぶことが大切となっています。
posted by 相場格言 at 06:00 | 相場格言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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