2017年01月19日

風が吹けば桶屋が儲かる

【過去の記事を紹介=2004-11-29 11:42】

 江戸の町や昭和初期の頃には火事に備えて、通りの角などに防火用の水を張った大きな桶が置いてあったようです。強い風が吹くと壊れて、補修したり新しい桶に取り替えたりしなくてはいけなかったため、強い風が吹くたびに「桶屋」が儲かるという理屈です。「桶は風に弱い、風が吹くと桶が壊れる、よって風が吹くと桶屋が忙しくなる」、という今流でいう3段論法だったわけです。

 しかし、実際には3段論法などと立派な誉めた言葉ではなく、反対に株を扱う人を小ばかにした言葉だったようです。株屋の旦那衆と株を買う商人などの旦那衆が集まった会合などでは何でも株を買う材料に結びつけてしまう株屋に「また株屋の屁理屈か」といって小ばかにしたようです。とはいいながらも、現在のように経済や産業を専門に分析するアナリストがいたわけではないので、小ばかにしながらも株屋のたくましい発想にヒントを得ようと会合はいつも賑わったといわれています。現在でも経済・株式講演会はどこも盛況ですから、いつの時代も情報の解釈を求める気持ちは同じなのでしょう。
posted by 相場格言 at 09:00 | 相場格言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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