2017年01月17日

信用の期日到来には向え

【過去の記事を紹介=2004-11-29 11:39】

 借金して買った株が思惑とは逆に下がり、返済期日が到来している場合は否応無しに処分させられるのだから絶好の買い場になるという教えです。人の不幸に乗じて儲けようという発想ですが、勝ち負けの勝負の世界で生きている以上、きれい事ばかりではないのです。信用取引とは、証券会社などからお金を借りて株を買うことですが、借りたお金を返す期日は、最近では無期限でやっている証券会社もありますが、通常は6ヶ月です。仮に、株価1000円の銘柄を1万株、1000万円分買いたいが手持ち資金が300万円しかない場合、700万円を借ります。金利は証券会社によって異なりますが、大体2%程度です。仮に、700万円を1年間借りると14万円、半年で7万円もの利息です。

 個人が1000万円預金しても1年で受け取れる利息はわずか3000円程度ですから信用取引の金利は非常に高いものです。証券会社はこの信用取引の融資で相当儲けているのですから、金貸し業でもあるのです。

 買った銘柄が仮に1ヶ月で1200円になれば利息を払っても200万円近い儲けになりますが、反対に800円へ値下がりすれば1万株を800円で売却して借りた700万円に利息をつけて返さなくてはいけません。手持ち資金として出した300万円は100万円弱しか残りません。一般的に統計では信用取引で儲かるのは3週間までといわれています。それが、6ヶ月も経過して信用取引で買ったままなら、大きな損失となっているとみてまず間違いありません。

posted by 相場格言 at 09:00 | 相場格言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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