2015年08月29日

異常気象時代には文左衛門式投資法は大いに使える

ijyo1.jpg 紀伊国屋文左衛門は嵐の中を江戸にミカンを運んで大儲けしたと伝えられる。安く買って高く売ることが基本の株式投資においては、文左衛門式に嵐のような今回のような暴落相場で買うことは有効なやり方である。

 問題は今回のような大嵐に匹敵する大暴落がいつくるかである。多分、数年に一度あるかないかだろう。そこまで、待ちきれないのが普通である。ただ、昨今の異常気象で中小型の嵐は増えている。

 経済の世界でも新興国の台頭で世界のあちこちで経済の嵐が発生するようになっている。このため、無理をして買い姿勢を貫くのでなく嵐が来るのを待って買いに出るのも賢いやり方といえる。気象レーダと同じように注意深くマーケットを見ていれば嵐の到来は予測できる時代となっている。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
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2015年08月22日

様子見は相場の世界では命とりになることが多い

yousum1.jpg 様子見という場合には、相場環境を十分に吟味した上で様子をみる、ということなら徳川家康的な積極的な待ちといえる。しかし、思考回路を停止した状態での様子見は、単に自分を納得させる都合のいい言葉であり、命に次いで大事なお金を運用するにあたってはこれではいけない。

 この世は、突き詰めれば、ヤル、ヤラナイ、ミオクリの3通。株の場合は、カイ、ウリ、ミオクリである。ミオクリと様子見は似ているようだが、意思が働くかどうかでは大きい違いがある。とくに、大天井形成の心配がある場合は、今日はひとまず様子見、明日になればまた様子見とジャッジを先延ばししているとバブル天井から20数年塩漬けとなったのと同じようになってしまう。株の世界で、「カイ、ウリ、ミオクリ」の判断を鍛えれば社会生活においてもきっと役立つはずである。この世は常に判断が求められるのだから。
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2015年08月15日

短期は長期の縮図、長期は短期の拡大図でもある

tann111.jpg 株式マーケットが社会の一員として成り立っている以上は短期投資も長期投資も政治経済、社会、企業業績、需給関係などの同じ背景によって成り立っていることを無視することはできない。違うとすれば、投資家の資金量、性格などによるところが大きいのではないだろうか。

 それぞれに長所短所はあるが、とくに、短期投資では大局を見失いがちになり天井圏で勢いにまかせ大量買いするケースが多く、長期では今起きていることを軽視しがちになり売りのチャンスを逃し長期間の塩漬けとなるケースが多い。これをカバーするには、短期投資では長期の眼で捉えそのシナリオを縮図として今に置き換えてみることで大天井を掴むことをいくらかでも避けることができるだろう。

 長期投資では、足元の変化が一過性のことか先行きを劇的に変える内容かどうかと拡大図的に引き伸ばし見ることで折角、儲かっていた銘柄の利食いチャンスを逃したり、ツメを延ばして売るタイミングを逃すことが少なくなるはずである。今があって将来があるのか、将来のために今があるのか。株の世界も悩ましいテーマである。
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2015年08月08日

好業績に旬の材料が加われば株は人気化する

kougyo1.jpg 業績が好いのにちっとも動かないという声はよく耳にする。歌は上手いが人気の出ない演歌歌手とどこか似ているところがある。

 株価にとって業績の好いことは必要条件ではあるが、絶対条件ではない。とくに、大不況期から回復期にあるような局面なら業績の好いことは素直に買い手掛かりとなるが、アベノミクス効果で今どきは業績の好いのは当たり前のことで業績好調という言葉に対し新鮮味が薄くなっている。

 株価が動意づくには、株が本来持っている、「夢を買う」という本能を刺激する材料が求められる。しかも、できるだけ、「旬」の新鮮な材料であるほど株価への反応は大きくなる。業績の好いことは基本ではあるが、景気との局面で捉えることが肝要といえる。
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2015年08月01日

1割か数倍か 儲かる可能性の雰囲気が地合い也

1wa1.jpg 相場では、「地合いが好い、悪い」と使うことが多い。分かっているようで掴みどころのない説明し難い言葉である。初心者が、「今日は地合いが悪いからだめだ」などと説明されると、分からないまま、「そういうものか」と納得してしまう。相場の風・雰囲気・場味・ムードのようなもので残念ながら相場を始めてすぐに分かるものではなく、あるていどの期間、売買の経験を積まないと体得できない。

 悪材料が出たのに下がらない、あるいは好材料が出たのに上がらないといった展開は、相場の地合いの好さ・悪さの代表的例といえる。最近は短期売買が主流となっているが、短期投資家には、「地合いの好し悪し」がたいへん重要である。今、置かれている相場が、(1)好材料を受け付ける地合いかどうか、(2)好材料を受け入れたとして1割高ていどか2、3倍の値上がりが見込める地合いかどうか、という点が大変重要である。

 地合いを測る尺度としては、地合いは相場全体を指すものだから日経平均のこれまでの上昇度合いや位置がたいへん重要となってくる。アベノミクス始動時から日経平均は約1万4000円上昇、率で約3倍となっているため足元の相場は1割儲ければ上出来というのが今の地合いである。小幅で狙うか、数倍の値上がりを狙うかは地合いによって見極めることが肝要だ。「株は数倍高を狙うもの」という考えが昔からあるが、とくに、中長期期投資においては短期投資以上に相場の風を感じ取ることが大切といえる。風を見誤ると長い期間、塩漬けということにもなってしまう。
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